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2011-11

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ラッキーバード~後篇~

エサも水ももらえない鳥がどうなったかの続きです。
まずは動物病院に電話をします。
「野鳥を助けた」というと、動物病院では
野鳥を診てはいけないルールになっていると言われてしまいました。
県の鳥獣保護センターに連絡するように言われたので、電話番号を調べて連絡してみます。
連休初日の祝日なので誰も出ません。
twitterでどうしたらいいかつぶやくと、電話できるような先を教えてくれた方がいました。
掛けてみるけどやっぱり誰も出ません、祝日なのです。

助けた鳥はじっとうずくまったままです。
怪我をした様子はありませんが、抵抗もせず、動きもせず。
タオルを敷いたダンボールにうずくまったまま、早くなんとかしなきゃと気持ちが焦ります。
万策尽きて再度動物病院に電話します。
「すみません、やっぱり祝日でどこも電話に出なくて…」
と相談するも、動物病院側は「自然に任せるのも手かもしれませんね・・・」
ええええええっ、今更戻せ・・・ないです、なんとかして下さい、と迷惑を承知で食い下がります。
「警察に電話してみて下さい…」
動物病院が遠慮がちに答えて下さったその一言に賭けて、早速警察に。

びっくりしました。
とても親切な対応に。
警察の方は、早速市役所に連絡を取って下さり、
市役所からお電話を頂きました。
受け入れ先を探して下さり、鳥は動物園に行くことに。
指定の時間に私と母とで鳥を入れたダンボールを車に乗せて動物園の担当者に会います。
「珍しい鳥ですね」
動物園の担当者なら知っているものかと思っていたので、ちょっと拍子抜け。
それでもとても優しそうなそのおじさんは、野鳥センターに連れて行って名前がわかったら、
家に電話しましょうと申し出てくれました。

助けた鳥とはそこでバイバイです。
ウンともスンとも言わない鳥ですがとってもかわいい鳥。
元気でね、と母と私。

とっても可愛いラッキーバード

後日動物園のおじさんからの電話で、助けた鳥の名前が
「ハシボソミズナギドリ」だということがわかりました。
インターネットで調べると、そうです、この鳥です。
なるほどなぁ、オーストラリアからはるばる来たんだ。
ふぅん、くちばしの上についていたおかしな鼻の穴は海水を飲んで、塩だけを出す器官なんだ!
などと思って数日、時々あの鳥は元気になったかなぁと思いだしていたら、
夕方のローカルニュースで県内に珍しい鳥が台風に巻き込まれて飛んできたと報道されました。
「ハシボソミズナギドリ」だけではなく、熱帯にしか住んでいない珍しい鳥たちも助けられたと、
鳥獣保護センターが映し出されています。
私と母が助けた「あの鳥」がどれかはわかりませんでしたが、
鳥獣保護センターに会いに行きたくなる気持ちを抑えて抑えて、ニュースを見ました。
県内全域で全部で10羽ほどが助けられたとのことです。

そして後日の後日、新聞に見覚えのあるような鳥の姿を発見しました。
「あの鳥たち」が、数羽は鳥獣センターの方の介護の甲斐なく死んでしまったけど、
数羽は元気になって、放鳥の時を待っていると書いてありました。
うんうん、嬉しいなぁ。
きっと海のない山梨県では台風でもなかったら出会うことなどなかったであろう鳥。
二度とあうことはないであろう鳥。
元気でね、鳥。
今頃はオーストラリアに向かって南下しているんだろうか、と時々思い出しては空想しています。

そして今日のブログのタイトルにある「ラッキーバード」とは。
実は鳥を助けた数時間後、私の身に信じられないようなラッキーなことが起こりました。
詳しく書けないのがなんとも歯がゆいのですが、
年末ジャンボでいうと2等と3等の間くらいが当選した感じでしょうか。
そのラッキーは「あの鳥」が持ってきてくれたんだと確信している私です。
ありがとう、鳥。

ありがとう。

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