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2021-05

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『共生』

東京に住む外国人の友人が最近ものすごく怒っています。

彼はアメリカのブルックリン出身の白人男性。
一体何に憤慨しているかと言うと警察の「職務質問」です。

「職務質問」と言うと仰々しく聞こえるかもしれませんが
経験上、東京で夜に自転車に乗っていればかなりの高確率で
職務質問を受けることが出来ます(受けたくないですが…)。

個人的な見解ですが、要は盗難自転車では無いことを確認するために
片っ端から自転車に乗った人に声をかけているように思います。

彼は日本での滞在も長く日本語が堪能である上に
日本人以上に日本の文化に精通しているような人なので
職務質問という行為に対して怒っている訳ではありません。
問題はその「基準」と「対応」なようです。

先ほど「夜に自転車に…」と書いたとおり警察が自転車を止めさせて
職務質問するのはほとんどが夜。それも遅い時間帯なのですが、
彼は昼夜を問わず警察と会う度に声をかけられるそうです。

通常は防犯登録の番号を照合して「ご協力ありがとうございました」で
終わるはずの職務質問ですが、彼の場合は出身地から始まり在日年数、
職業、行き先まで毎回質問され、更には外国人登録証明書の提示。

前回は常時携帯義務のある外国人登録証明書だけではなく
パスポートの提示まで求められ「家に保管している」と答えたところ
自宅まで警察が着いて来て内容を確認されたそうです。

その時点で彼は既に憤りを感じていたようですが、パスポートの確認を
終えた警察官が放った言葉で怒り心頭に発したようです。

その言葉とは…

「まあ、アメリカ人だから問題ないと思ったけど」

この話を彼から聞き、日本人である私も腹が立ちました。
なんと偏見に満ちた言葉なのでしょうか?

誤解の無いよう書きますが、この話は私自身が当事者ではありませんし
例として挙げたのであって警察を批判することが目的でもありません。

ただ、残念なことですが外国人に対しての偏見が存在することは事実です。

在日外国人の労働者派遣という仕事柄、こういった外国人に対する
「偏見」や「固定観念」を感じさせられる機会も少なくはありません。

以前、このブログで人権週間について書いたことがあります。
その中で「人としての権利」と「人としての義務」は対等だと書きました。

在日外国人も国籍や性別、年齢を問わず日本で暮らす者としての義務を果たしています。

そしてまた、何年も前から少子化・高齢化が問題視されている日本という国にとって
近い将来、彼らのチカラが必要不可欠になるのではないでしょうか?

彼らと私達には互いの言葉や文化の違いといった壁があります。

しかし、それは簡単には壊すことが出来ない頑丈で高い壁ではありません。
共に生き、共に生み出すといった「多文化共生」の考え方ひとつで
取り除くことは無理でも、その壁を低く薄くすることが可能です。

一番厄介な壁。

それは無意識の内に身についてしまった
「偏見」や「固定観念」ではないでしょうか?

外国人だからという理由だけで不当な扱いを受ける人が居なくなるように、
そして今、怒りに震えている友人に一日も早く笑顔が戻るように、
その為に自分には何が出来るのだろうか?

そんな自問自答を繰り返しているMORIでございました。

MORI cozy-e

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